3月3日、金曜日。
昼はひさびさのひとりビールが残っていたので、ホテルでダラダラしていた。
なーにやってんだか。
昼食はちょっと歩いて「宮本むなし」という面白いチェーン店に入った。
東京で言うと「やよい軒」のようなもので、食券を買う定食屋さん。
ごはんがおかわりし放題。
やよい軒より安いけどおかずの量が少ない感じ。
会場はMOTEXビルという、本会と同じビルのイベントスペース。
MOTEX(エムオーテックス)はインターネットセキュリティの会社ということで、ものすごく立派でキレイなビルでビックリ。
猫をコーポレートイメージにした会社で、ドアガラスに猫の透かしが入っていたりする。
入り口で「551の豚まん」と「十八番のたこ焼き」を渡される。
大阪名物だ!
どっちもおいしかったが、特に豚まんはズッシリしてて、さすが音に聞こえるだけのことはあるなー!と思った。
もう席の大半が埋まっていて、ワイワイ始まっている。
ぼくはみんな初対面で、座ったテーブルの方も初対面だが、ぜんぜん違和感なく歓談に入れて良かった。
Perlの、いや日本のテック界を代表する論客@dankogaiさんがおられたのでご挨拶する。
ネット上では10年近くも絡ませてもらい、著書は必ず献本させてもらっている。
「ええー初対面でしたっけ」
とおっしゃってくださり、温かい手で握手してくださった。
今日の出し物は「突撃! となりの開発環境」ということで、みなさんのパソコン、シェル、エディター、トゥイークを晒すというもの。
YAPC::Kansaiは事前にプレゼンテーションを提出しろとか、環境は何にしろとかぜんぜん言ってこなくて、こっちがパソコン持ってくる前提で、ポイッとHDMIとかVGAのケーブル渡されてそれにつなぐとプロジェクターで表示されるというフリーダムな形式だった。
YAPC::Kansai, お疲れ様でした! - Masteries
話が超ノリノリで面白かった。
画面の分割などは「ぼくは頭悪いんで」基本的に低いレイヤーで行う、エイリアスを作りまくってコマンドの短縮に努める、という話だった。
エイリアスはgで始まるのは基本git関係にしています。。という話でぼくが思わず「gcc。。」と言うと期せずして爆笑が起きた。
__papix__さんは「さすがにgccは分かりますよ! そこまでバカじゃない」w
とにかく新MBAのタッチバーが使いにくくて、vimの挿入モードから抜けるのはEscの代わりに最もタイプしないであろうjjをアサインしているそうだ。光文社のファッション雑誌JJの仕事が来たときに困るな。
開発環境をさらす人 sago35/20170303_sago35.md
Windowsでの開発環境という話だが、面白いものがたくさん教えてもらえた。
まずExcelのアドインで、正規表現で色付けを行うというのがあって度肝を抜かれた。
次にraptureという、画面の一部を切り取って付箋化するもの。
あと、Windowsでキーボードのホームポジションに手をおいたままクリック、右クリックというThumbSenseというのが激推しされていたようだが、ぼくはノートは使わず、ふだんはREALFORCE+トラックボールなので関係ないものの、ノートのときはすごく使えそうだなーと思った。
これを考えたソニーの人のサイトが思いっきりShift_JISでバケバケだったのがも白かった。
MacではKarabinerにThumbSense機能というのがあるらしい。
他の人の話でも、Mac系ではKarabiner(キーボードをリマップするアプリ)の話が頻出していた。
これ、AppleのポリシーでSierraでは動かなくなった(現在基本版のKarabiner Elementが配布中)という話であったが、その後どうなったんだろ。
ぼくはKarabinerが使えないという一点でいまだにEl Capitanを使っている。
開発環境の紹介 - hitode909の日記
10年ほどEmacsを使っていたが3ヶ月ほど前からAtomに乗り換えたそうだ。
ぼくはEmacs派なのだが、ううむ、劣勢だ。。
実は以前AtomにもSublime Textにも挑戦したのだが、どっちも挫折してしまった。
Atomも拡張性が高くて面白いそうなので、また挑戦してみよう。
スクリーンセイバーを自作しているという話。
Quartz ComposerというmacOSの開発環境の一部として提供される、ビジュアルプログラミング言語で、箱みたいなのを線みたいなので繋いで作る。
へぇー。
会場から「なぜスクリーンセイバーを作ろうとか思ったんですか」に@hitode909さん答えて曰く「ぼくはスター・ウォーズが好きで。。スター・ウォーズって登場人物が光る棒を使って戦うんですが。。あの光る棒はそれぞれの戦士が設計図もみないで適当に作るそうですよ。だからぼくもスクリーンセイバーを作りました」
スクリーンセイバーの元はライトセイバーにありということか。
2017-03-18 - Charsbar::Note
ぼくは翻訳をするとき、右手で本をめくり、ペンで書き物をしながらパソコンを使うから、左手のダイヤモンドカーソルでスクロールができないと困るのでWzエディタが手放させない、ThinkPadは赤ポッチがあれば十分なのでトラックパッドは殺しているという話をおっしゃっていて、わかるーと思った。
ちなみにぼくはオライリーの本はほとんどSafariなど、新刊の技術本は電子で買えるものは必ず電子書籍で書い、紙の本はスキャン(いわゆる自炊)してPDFで見るようにしている。
電子書籍は紙書籍よりまだまだ使いづらく、書き込みができないのはもっともだが、大判の技術資料やJIS規格の場合は電子版が使いやすい。
大きなスクリーンで立てて見ることができ、何ならエディターにコピペできるからだ。
@charsbarさんは翌日のセッションで面白い話をたくさん聞いた。
YAPC::Kansai 2017 OSAKA の前夜祭で話しています | おそらくはそれさえも平凡な日々
ううう〜この辺になると高度でそのときは感心していたのだが、覚えていない!
キーワードを元に勉強しよう。
最初の@__papix__さんの話の開始早々「ぼくは(Windows、Linuxでなく? 記憶曖昧ですスミマセン)Macでやっているんで。。」と言うと@dankogaiさんが、自分のUbuntuが走っているMacを見せ、Macはハードウェアだからレイヤーが違う(macOSでやっているんで、と言うべきだった???)みたいなツッコミがあった。
@dankogaiさんは最近、Macでzfsの機能を使ってマルチブートするのにハマっているらしい。
zfs - MacBook Air (13-inch, Late 2010) をオクタブート化 - Qiita
★
こんな感じ。
時間いっぱいで速やかに退出。
2次会に行く人がいっぱいいたが、ぼくは翌朝朝イチの出番だったので日和ってドロンした。
今思えば行っておけば良かったなぁ〜。
昼はひさびさのひとりビールが残っていたので、ホテルでダラダラしていた。
なーにやってんだか。
昼食はちょっと歩いて「宮本むなし」という面白いチェーン店に入った。
東京で言うと「やよい軒」のようなもので、食券を買う定食屋さん。
ごはんがおかわりし放題。
やよい軒より安いけどおかずの量が少ない感じ。
さて、満を持して夕方から前夜祭に馳せ参じた。
会場はMOTEXビルという、本会と同じビルのイベントスペース。
MOTEX(エムオーテックス)はインターネットセキュリティの会社ということで、ものすごく立派でキレイなビルでビックリ。
猫をコーポレートイメージにした会社で、ドアガラスに猫の透かしが入っていたりする。
入り口で「551の豚まん」と「十八番のたこ焼き」を渡される。
大阪名物だ!
どっちもおいしかったが、特に豚まんはズッシリしてて、さすが音に聞こえるだけのことはあるなー!と思った。
もう席の大半が埋まっていて、ワイワイ始まっている。
ぼくはみんな初対面で、座ったテーブルの方も初対面だが、ぜんぜん違和感なく歓談に入れて良かった。
Perlの、いや日本のテック界を代表する論客@dankogaiさんがおられたのでご挨拶する。
ネット上では10年近くも絡ませてもらい、著書は必ず献本させてもらっている。
「ええー初対面でしたっけ」
とおっしゃってくださり、温かい手で握手してくださった。
今日の出し物は「突撃! となりの開発環境」ということで、みなさんのパソコン、シェル、エディター、トゥイークを晒すというもの。
YAPC::Kansaiは事前にプレゼンテーションを提出しろとか、環境は何にしろとかぜんぜん言ってこなくて、こっちがパソコン持ってくる前提で、ポイッとHDMIとかVGAのケーブル渡されてそれにつなぐとプロジェクターで表示されるというフリーダムな形式だった。
★最初に出てきたのは「Perl入学式」校長の@__papix__さん。
YAPC::Kansai, お疲れ様でした! - Masteries
話が超ノリノリで面白かった。
画面の分割などは「ぼくは頭悪いんで」基本的に低いレイヤーで行う、エイリアスを作りまくってコマンドの短縮に努める、という話だった。
エイリアスはgで始まるのは基本git関係にしています。。という話でぼくが思わず「gcc。。」と言うと期せずして爆笑が起きた。
__papix__さんは「さすがにgccは分かりますよ! そこまでバカじゃない」w
とにかく新MBAのタッチバーが使いにくくて、vimの挿入モードから抜けるのはEscの代わりに最もタイプしないであろうjjをアサインしているそうだ。光文社のファッション雑誌JJの仕事が来たときに困るな。
★次は@sago35tkさん。
開発環境をさらす人 sago35/20170303_sago35.md
Windowsでの開発環境という話だが、面白いものがたくさん教えてもらえた。
まずExcelのアドインで、正規表現で色付けを行うというのがあって度肝を抜かれた。
次にraptureという、画面の一部を切り取って付箋化するもの。
あと、Windowsでキーボードのホームポジションに手をおいたままクリック、右クリックというThumbSenseというのが激推しされていたようだが、ぼくはノートは使わず、ふだんはREALFORCE+トラックボールなので関係ないものの、ノートのときはすごく使えそうだなーと思った。
これを考えたソニーの人のサイトが思いっきりShift_JISでバケバケだったのがも白かった。
MacではKarabinerにThumbSense機能というのがあるらしい。
他の人の話でも、Mac系ではKarabiner(キーボードをリマップするアプリ)の話が頻出していた。
これ、AppleのポリシーでSierraでは動かなくなった(現在基本版のKarabiner Elementが配布中)という話であったが、その後どうなったんだろ。
ぼくはKarabinerが使えないという一点でいまだにEl Capitanを使っている。
★次は@hitode909さん。
開発環境の紹介 - hitode909の日記
10年ほどEmacsを使っていたが3ヶ月ほど前からAtomに乗り換えたそうだ。
ぼくはEmacs派なのだが、ううむ、劣勢だ。。
実は以前AtomにもSublime Textにも挑戦したのだが、どっちも挫折してしまった。
Atomも拡張性が高くて面白いそうなので、また挑戦してみよう。
スクリーンセイバーを自作しているという話。
Quartz ComposerというmacOSの開発環境の一部として提供される、ビジュアルプログラミング言語で、箱みたいなのを線みたいなので繋いで作る。
へぇー。
会場から「なぜスクリーンセイバーを作ろうとか思ったんですか」に@hitode909さん答えて曰く「ぼくはスター・ウォーズが好きで。。スター・ウォーズって登場人物が光る棒を使って戦うんですが。。あの光る棒はそれぞれの戦士が設計図もみないで適当に作るそうですよ。だからぼくもスクリーンセイバーを作りました」
スクリーンセイバーの元はライトセイバーにありということか。
★@charsbarさん。
2017-03-18 - Charsbar::Note
ぼくは翻訳をするとき、右手で本をめくり、ペンで書き物をしながらパソコンを使うから、左手のダイヤモンドカーソルでスクロールができないと困るのでWzエディタが手放させない、ThinkPadは赤ポッチがあれば十分なのでトラックパッドは殺しているという話をおっしゃっていて、わかるーと思った。
ちなみにぼくはオライリーの本はほとんどSafariなど、新刊の技術本は電子で買えるものは必ず電子書籍で書い、紙の本はスキャン(いわゆる自炊)してPDFで見るようにしている。
電子書籍は紙書籍よりまだまだ使いづらく、書き込みができないのはもっともだが、大判の技術資料やJIS規格の場合は電子版が使いやすい。
大きなスクリーンで立てて見ることができ、何ならエディターにコピペできるからだ。
@charsbarさんは翌日のセッションで面白い話をたくさん聞いた。
★@songmuさん。
YAPC::Kansai 2017 OSAKA の前夜祭で話しています | おそらくはそれさえも平凡な日々
ううう〜この辺になると高度でそのときは感心していたのだが、覚えていない!
キーワードを元に勉強しよう。
★最後に@dankogaiさん。飛び入り。
最初の@__papix__さんの話の開始早々「ぼくは(Windows、Linuxでなく? 記憶曖昧ですスミマセン)Macでやっているんで。。」と言うと@dankogaiさんが、自分のUbuntuが走っているMacを見せ、Macはハードウェアだからレイヤーが違う(macOSでやっているんで、と言うべきだった???)みたいなツッコミがあった。
@dankogaiさんは最近、Macでzfsの機能を使ってマルチブートするのにハマっているらしい。
zfs - MacBook Air (13-inch, Late 2010) をオクタブート化 - Qiita
★
こんな感じ。
時間いっぱいで速やかに退出。
2次会に行く人がいっぱいいたが、ぼくは翌朝朝イチの出番だったので日和ってドロンした。
今思えば行っておけば良かったなぁ〜。